コスモスポーツ L10AエンジンO/Hレポート【第12回】
チェーンブロックでエンジンを持ち上げ、車体に戻す。伝送系やパイプ類を接続。 エンジンオイルを入れる。通常は4リットルだが、オーバーホール直後は5リットル投入。ラジエターには3リットルの冷却誌を満たす。エアク […]
チェーンブロックでエンジンを持ち上げ、車体に戻す。伝送系やパイプ類を接続。 エンジンオイルを入れる。通常は4リットルだが、オーバーホール直後は5リットル投入。ラジエターには3リットルの冷却誌を満たす。エアク […]
エンジン台を回転させて、新品のクラッチカバーを取り付ける。 オイルストレーナーとオイルパンガスケットを取り付ける。10A型はパッキンが常にオイルに漬かっている状態になるので、液体パッキンも併用する。 &nb […]
リア側ローターハウンジングを載せる。組み立てにあたっては液体パッキンも使用して、ハウンジング間の密着度を高めている。 リア側のロータにアウター&インナースプリングとアペックスシールを押し込む。 […]
フロント側のロータを置いてから、エキセントリックシャフトを入れる。 フロント側のローターハウンジングにシーリングラバーアウターとスクエアリングを、医療用のワセリンはゴムを侵さないので使用。 ロ […]
ローターにサイドシールスプリングとサイドシールを埋め込んでいく。片側3本、ローター1個左右で6本、2ローターで合計12本。 金属製アペックスシール用コーナーシールに、絶妙な隙間を持って接するサイドシール。 […]
(a)エンジンを分解した直後のフロントのサイドハウジング。 ローターの回転によって慴動面に多数の傷が付いている。 インターミディエイトハウジングの2面とリアのサイドハウジングも 同じようにたくさんの傷が付いた状態だった。 […]
取り外したリア側のローターハウジング。ダメージはフロント側より写真のリア側の方がひどかった。 内側の慴動面にはメッキの大きな溝があった。 プラグホールにクラック(前回 / 第5回 の画像のアッ […]
下のプラグホールにクラックが入っているのを発見。 ここからハウンジング内に冷却水が漏れていたことが、エンジンがかからなくなった大きな原因だった。 この後、フロント側のロータを外したが大丈夫だった。 カーボン […]
エンジン本体分解開始。まずはフロントカバーを外します。 カバー内側にはベークライトでできたギアがあり、オイルポンプを回しています。 その右上にある小さなウォームギアは2個のディストリビューターを回しています。 エンジン本 […]
前回無事に降ろしたエンジンを特製のジグを備えたエンジンスタンドに備え付けいよいよ分解の開始です。 プーリーベルト・オルタネーター・2個あるディストリビューターを外します。 ウォーターポンプ等を取り外します。 エキゾースト […]
コンプレッションテスターを使用しリアローターハウジング内の圧縮を計ったところ6.0kg/cm2。 しかしこの情報はオイル上がりにより高い数値が出ていると思われます。 早速エンジンをおろすためドレンを外してエンジンオイルと […]
初めてロータリーエンジンを搭載した量産2ドアスペシャリティであるコスモスポーツ。流れるようなボディラインは文句なく美しく国内外に根強いファンを抱えていますが 一方で市街地走行での扱いづらい一面も持ち合わせているのも事実で […]