コスモスポーツ L10AエンジンO/Hレポート【第8回】
ローターにサイドシールスプリングとサイドシールを埋め込んでいく。片側3本、ローター1個左右で6本、2ローターで合計12本。
金属製アペックスシール用コーナーシールに、絶妙な隙間を持って接するサイドシール。
右はL10A前期型用のロータ。オイルシールが製造廃止で、オーバーホールはできない。
内側と外側、2本のオイルシールを4カ所とも新品に交換する。
上がカーボンアペックスシールで、下が寸法を縮め、3分割した10A型用金属製アペックスシール。
下のサイドシールは、左がカーボン用で右が金属用。金属製シールは切り欠きの位置を手作業で修正する必要あり、ノウハウがないと組み込み事は不可能だ。
装着されていたステーショナリーギア(左)は、メタルが削れいたので新品に交換した。
フロント側のサイドハウンジングにステーショナリーギアとニードルローラーベアリングを装着。
私がフロント側からエンジンを組み立てられるように改造したエンジン台。それを回転させて慴動面を上に向け、オイルを塗布。続きは次回に続きます・・・